団体概要
理念
当法人は、路上生活をせざるを得ない「ホームレス」の方々の命と尊厳を守り、自立支援を行うために、1997年11月に結成されました。
多くの「ホームレス」の方々との出会いから、彼らの抱えている問題は、家、食料、衣類という物質的(ハウス)の貧困をよりも、自分が所属する社会や共同体が貧弱であること、すなわち社会性(ホーム)の貧困が本質であると当会は考えております。
そこで当会は、物質的、精神的支援に限らず社会性の回復を重要視し、路上生活者のアパート入居後も、就労の機会の提供、趣味などの生きがいを見つけるためのイベントなどを行ってきました。
現在の活動は「ホームレス」の自立支援にとどまりません。
社会性(ホーム)の回復を超えて、絆を失い、頼ることが出来る人を失った方々が、もう一度安心して社会で生活出来るように、「ホーム」となる場を創る活動を続けております。
今後も、NPO法人特有のフットワークの軽さを活かして、「ホーム」の回復のみならず、創造する活動を続けていきたいと考えております。
沿革
1997年11月
市川八幡キリスト教会のメンバーを中心に、ホームレスの自立支援を行う市民活動団体として誕生!
2003年3月
NPO法人化
2009年9月
国税庁より認定NPO法人に認められる
2010年1月
厚生労働省より無料職業紹介事業の許可を得る
2011年10月
訪問介護事業所「がんばさぽーとほーむ絆」開所
2012年9月
学習塾「夢塾」スタート
2013年7月
老人ホーム「きなりの街すわだ」開所
2014年4月
松戸市から路上巡回事業の委託を受ける
2015年9月
事業拡張のため法人名をNPOホームレス自立支援市川ガンバの会よりNPO生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会に変更
組織
理事長:副田一朗(そえだいちろう)
1952年 福岡県生まれ、西南学院大学神学部卒
1979年 日本バプテスト連盟浜甲子園キリスト教会牧師就任
1989年 北九州小倉基督教会牧師就任 ホームレス支援を始める
1996年 日本バプテスト連盟市川八幡教会牧師就任
1997年 市川ガンバの会を立ち上げる
2003年 NPO(特定非営利活動)法人化と共に理事長に就任
2007年 日本バプテスト連盟市川八幡教会牧師辞任
NPO法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会理事長
ホームレス全国支援ネットワーク理事
多数の講演やマスコミ取材の依頼を受ける
理事:7名
職員:9名
正会員:186名
賛助会員:66名
(2019年5月現在)